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2021-01-13

【天災は忘れた頃にやってくる】地震・自然災害に備えよう!

災害被害に遭われた皆様へ
このたびの地震・自然災害により被害を受けられた皆さまに対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
皆さまの安全と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

RIE
はろー!りえ(@riesumi717)です。

日本は地震大国です。近年、大きな地震や自然災害が頻繁に起きたことによって人々の防災意識は高まった、、と言えるかもしれませんが、周辺を見渡してみるとまだまだ防災に対する備えは十分でないように思われます。

防災、特に地震に関する備えは、上京した18歳の時からずっと続けています。
南海大地震が定期的に訪れる高知県出身だったこともあり、幼い頃から地震や津波に対する教育もされていて、中学生の時に阪神大震災を高知で体験したこともあり、昔から防災意識はかなり高かったと思います。

 

上京して驚いたことは、関東で出会った友人や知人は誰も備えをしていなかったこと。
私の部屋にある非常持ち出し袋を奇異な目で見られたり、笑われたりしていました。
(高知出身の友人は備えている率高し)


いつからか、友達が遊びに来るときは、押し入れにしまって目につかないように隠してしまうこともありました。
身近な人に防災に対する知識を広めようとした時期もありましたが、暖簾に腕押し、馬の耳に念仏状態。

「心のリスクマネージメントに」とヨガや瞑想をと考えていたのも、この防災意識が発端でした。

 

首都直下型地震は必ず来る、と言われていました。
今では(2021年現在)30年以内にM7クラスの地震が発生する確率は70%程度とされています。(内閣府防災情報のページ参照)

でも、いつ来るのかわからないものにお金をかけたり備えたりすることに、みんなピンときていない様子でした。


確かに防災グッズを揃えようとすると、結構お金がかかります。金銭的に余裕がない場合、ここにお金をかけようとは思わないだろうな、ということは凄く理解できました。実際に私もそういった時期は、備えを緩めてしまったこともあるからです。
命を守るための備えを疎かにした時、後悔するのはきっと自分です。何かを失ってからでは取り返しがつきません。
とはいえ、お金をかけずにできることも試行錯誤してきたので紹介していきますね。是非できることから始めてみてください。

2011年 東日本大震災が起こった時、私はビルの26階にいました。揺れがおさまった後も、自分がいたビルも含めて、長周期地震動で近隣の高層ビルやスカイツリーがユラユラと左右に振れているのが目視でわかるほど。ビルのゆっくりとした揺れはおさまらず、船酔いに近い状態に。

私の中で超高層ビルでは絶対に働かない、と心に決めていたにもかかわらず、その時は「まあ大丈夫だろう」という気持ちが芽生えていました。

天災は忘れた頃にやってきます。
Disaster strikes when you least expect it.

私が備えてきたおよそ20年の間、多くの学者や地震に興味を持った人たちが警告し、情報を提供し続けてきました。
それまでも沢山の人が過去の歴史や防災について伝えようとしてくれていました。
それでも、日時を指定するような断定的な情報ではないことや、自分自身が体験をしたことのないことに危機感を持つということが人間には難しいのだな、と痛烈に感じました。

私も、データや体感で地震が来そうだな、、という時期には気を張って生活するのですが、やはりそのような生活が続くわけもなく、日々の忙しさもありいつの間にか忘れてしまうことがあります。
気にしすぎても神経が参ってしまうので、ずっと覚えてろ!ということではありません。
私たちは忘れるし、それぞれの生活があります。
だからこそ、防災に対する警鐘を鳴らし続けないといけないし、石碑やいろんな方法で「忘れないで」と伝えて来たのだと思います。

私はといえば、月日が流れ大きな災害もなく平穏な日々が続く中で「言っても無駄かも」というような無力感に襲われ、周りに防災のことを話すこともなくなっていきました。

原発のことも地震に興味を持っていれば突き当たる問題なので、長年の心配ごとの一つでしたが、こちらも東日本大震災が起こるまで実生活で共感してくれる人はごく一部でした。

「天災は、想定外に起こるものだ」と心得ていたにも関わらず、天災が起こり、命が失われる様子をただただ見ているだけで何もできなかった自分の行動力のなさ、影響力のなさ、無力さを呪い、罪悪感で塞ぎこんでしまったこともありました。

地震を経験した方々が発信するようになり、説得力のない私が発信してもね、、という気持ちでいたのですが、私の周りにいる人たちや、偶然このブログに辿り着いた方々の一つの選択肢として拾ってもらえたら、と思い備える大切さを書いていくことにしました。

精査して情報を発信していきますが、私のやり方や情報が正しい、ということは一切ありません。
お住まいの地域や、家の中の配置やどのように生きたいかというライフスタイルも異なります。
その中で、様々な情報を取り入れつつ、自分で考えてその時々でアレンジしながら利用してほしいと考えています。

これは絶対に間違いない!などということは様々な要因を考えればあり得ないことです。
でも、私たちは過去にあったこと(歴史)を知り、自分の考え得る最大限に備えることが私たちにできる最善だと思っています。

今日から少しづつでも、備えて行きましょう!

ほなまたね。

Hari Om Om Tat Sat

Rie

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