【マハー・シヴァラートリ 】新月前のシヴァ神のお祭り◯
いつもは満月にイベントを開催している私ですが今回ご紹介するのは、インドで新月前に行われるお祭り「マハー・シバラートリ」。
マハー・シヴァラートリは英語で「the Great Night of Shiva」。
「マハー」はサンスクリット語で「偉大な」という意味です。
偉大なシヴァの夜、、ってところでしょうか。
このお祭りは、名前の通りヒンドゥー教の神様 破壊と再生の神シヴァのお祭り。
春の訪れの直前、(西洋の暦で)2月か3月に夜通し行われます。
今年は3月11日に行われました。
ヨギーであり精神的指導者、アクティビストのサドグルさん曰く、この日は
夜通し、背骨を真っ直ぐにしとくの推奨。
だそうで。下のYouTubeでマハー・シヴァラートリの概要や、なんで背骨を。。?ということも説明されています。
ヨガでも背骨は超重要。エネルギーの通り道であることや、脳からの司令を伝達する中枢神経が通っているからです。
背骨を意識した瞑想なんかもあります。
新月の日(付近)はエネルギーが自然に上昇するので、感覚を超えた次元へと繋がり易い!ということで、背骨を真っ直ぐにしとくといいよ、ということなのです。
え、ていうかこの背後のシヴァの銅像デカすぎないか、、、。
サドグルさんが創設したIsha Yoga Centerという所があるのですが、検索していただければどのくらい大きいのかが分かる画像がバンバン出てきます。
実際に、サドグルさんのとこで行われた2021年のマハーシヴァラトリはこちら。
フェス並にかなりの数の人たちが集っていて、歌ったり踊ったり、かなり盛りだくさんで行われているのが分かります。サドグルさんも小躍りしています、、。(かわいい)そして、参加者のマスク態勢も緩い笑
ちなみに、サドグルさんはダボス会議のほか多くの国際的な場で講演しており、2019年にはインドで最も影響力のある人物トップ50に選出されたり、2017年には、Padma Vibhushan(パドマ・ヴィブーシャン)と呼ばれる国民栄誉賞を受賞してたりします。「マーケティング・グル」と呼ばれるように、NYファッションウィークとコラボしたり、まあイケイケな方です。
このように、影響力のある人のもとでぶち上げられる(?)規模の大きいものもあれば、個人レベルで行われるこぢんまりとしたアットホームなお祝いの仕方もあります。
私も昨年2020の2月末に、インドのラージャスターン州 ジョードプルでこのお祭りを初体験しました!
この日は踊りの先生に『今日はお祭りだから体があいたら家に来て!衣装着せてあげるから〜』と言われていて、一体何のイベントなのか詳しく聞かされていなかったので『まあ夕方くらいにいくかー』とのんびりしていたらものすごい大渋滞で全然動けなくなってしまった笑
『歩いた方が早いんちゃうか、、』と何度も思いましたが、先生の家まではかなり距離はあるし、密っぷりがすごいので、、。
渋滞を抜け、ようやくたどり着いて先生のところで衣装に着替え
先生家族や近所の人たちと踊る!
子供達が撮った写真や動画、ブレブレ笑
入れ替わり立ち替わりたくさんの人が集まってはどこかに消え笑、朝まで踊り続ける!
夜もふけ、朝まで体力持たないのと女子一人で帰るのは安全面も心配だったので、深夜になる前にホテルに戻ったものの、
路上では結局朝までこれですよ。↓
夜通し爆音で寝られるかよ!
と思ったけど、普通に寝れました笑
シヴァのおかげ?!
なんだかインドの喧騒が心地よくなっている自分に気がついたマハー・シヴァラートリの夜。
ほなまたね!
Hari Om Om Tat Sat
Rie
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