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2021-03-25

南インドの古典楽器カンジーラを習っているのだけど、その話をしようと思う。

南インドの古典楽器、カンジーラ。
kanjira , kanjeeraなど表記の仕方は色々。

「タブラ」とか「シタール」といえばピンと来る人も多いと思うのだけど「カンジーラ」は初めて聞いた!という人も多いのではないだろうか?

これはタブラ。

 

カンジーラは控えめに言って、、どマイナーな楽器。

RIE
インドの楽器やってる。

というと、

インドの楽器?!ドキドキ!

という感じで期待されるのだが

ちいさく丸い物体を見せると、困惑の空気が流れることもしばしばw

アハハ
(LOL)

カンジーラはコモドドラゴン(オオトカゲ)の皮で作られたタンバリンの一種。
*現在コモドドラゴンはワシントン条約(CITES)の付属書I類掲載種と指定されています

私が持っているカンジーラは師匠から譲り受けた人工皮のもの。REMOのロゴが入ってるやつです。
右のは本物。見た目も音も本物と遜色なし!

カンジーラは、基本的にメインをはるような楽器ではない。

だがしかし!師匠や師匠ファミリーの動画を見てもらえばわかるが、メインを十分はれる楽器だし、めちゃくちゃかっこいい。
私のお気に入りの動画を2つほど。

師匠のお祖父様、インド国宝級のガタム(素焼きの壺)奏者でグラミー受賞者 T.H.Vikku Vinayakram 通称ビックー ジーと、カンジーラ界を牽引する師匠のお父様 Selvaganesh(セルヴァガネーシュ)そして、師匠のSwaminathan Selvaganesh(スワーミナータン・セルヴァガネーシュ)。
親子孫、3世代で活躍しているので、3G(3Generations)スリージーと呼ばれています。
師匠のお父様が若々しくて、いつも兄弟みたいに見えてしまう笑

          

師匠のライブで度肝を抜かれ、その場で弟子入りを志願したほど。
世の中にはカンジーラだけじゃなく『なんでもたたきこなすぜ!』という猛者たちがたくさんいるので『私に打楽器は無理だ』とずっと思ってきたし、ましてやそこの仲間入りをしようとか戦っていこうなどと思ったわけではない。

探していたものを見つけた感覚の意味を知りたかったのかもしれない。

私は音楽が好きだ。というより、音が好きだ。

一定のリズムを刻み続けることがあまり得意ではないし、むしろ外れたいし外したい、、と思ってしまうあまのじゃくなのだが、打楽器が好き。

音楽でも、リズムを刻むだけの音が少ないものにより惹かれる傾向にある。

限られた音でその世界を創り上げるところがクールだと感じているからかも知れない。

最初にどこでそれを聴いたのか今となってはわからないが、時を経てカンジーラの音を聴いた瞬間、
探していた響きを見つけた!という衝撃が走った。

南インドの古典音楽、カルナータカ音楽を知ったのも最近のこと。
情報が溢れるこの時代、調べればわかったことだろうが、10年前に渡印して以来なんとなくインドを探索することをやめ、自然にインドに触れるタイミングが訪れるのを待っていた。

「伝統」や「古典」というワードを前に身動きが取れなくなってしまいそうで、避けていたのも理由の一つ。

それでも、カンジーラのリズムと音に誘われてダイブ!してしまった。

南インドのカルナータカ音楽は、まだ日本では圧倒的に知名度が低い
水曜日のカンパネラのコムアイさんが、カルナータカ音楽に興味を持っている!とのことで最近Instagram Liveでインドのことや、カルナータカ音楽のことをお話したりしていてとっても嬉しい。

古典音楽で数学的、スーパー宗教音楽なのでマニアックに感じてしまったり、難しそうとか色々あると思うのだけど、実はちょっとしたハンドクラップや、簡単な「お作法」を知れば、参加してめちゃくちゃハマって楽しい音楽なんです!この辺りはまたいずれ。

師匠ファミリーのように、伝統の中にありながら新しい道を切り開こうとしているミュージシャンもいます。

そこで、カルナータカ音楽を知れる超絶おすすめカルナータカ音楽ムービーをご紹介!
私にとっては「美女と野獣」と並ぶ最高傑作!(恋愛もあるけどそれメインじゃない)
もう10回は観ました。

【Sarvam Thaala Mayam】世界はリズムに満ちている

メインは、ムリダンガムという両面太鼓。
カルナータカ音楽だけでなく、インド全土のリズムを探求するシーンもあり見応えばっちり!
私がインドまで踊りを習いに行った、蛇遣い族のカールベリアも登場します。
観ている間もリズムでワクワクするし、音楽って、インドっていいよね、と元気が出る映画。

字幕英語やん!と思った皆さん、ご安心ください!
日本語字幕のついたDVD、あります!
nandriさんのオンラインショップで入手可能なので、気になった方は是非観てみてくださいね◯(状況によっては品切れの場合もあります。ショップにご確認ください。)

音楽監督は、南インド チェンナイ出身のA.R.Rahman(ARラフマーン)。大ヒット映画「スラムドッグ$ミリオネア」の音楽も彼ですね。私が最初にインドで買ったのも、A.R.Rahmanのアルバムでした。
ちなみに主人公は、A.R.Rahmanの甥っ子くんです。

南インドやカルナータカ音楽の魅力を少しでも皆さんに知ってもらうために、今後も少しずつ発信していこうと思います!

ほなまたね。

Hari Om Om Tat Sat

Rie

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