私たちは忘れる生き物である

私たちは忘れる生き物である。

どんなに大切に思っていることも、気がついたら忘れていたりする。

私は基本的に自分を信用してない、というか記憶をあてにしていない。

メモに残したりもするし、すべてに絶対ということはないと思っている。（それも100%ではないのだけど）

一方、時に覚える努力さえ放棄することもある。

私たちは忘れる。

だから私はヨガを教えるし、それを通して忘れたものを呼び起こそうと試みる。

世界を平和にしたいとか、野望みたいな熱っぽいものはない。

（かつてはあったが、私の中では飲んでも味がわからない何かの成分みたいになった）

 

ただ、毎日太陽がのぼり、陽が沈み、夜の帳が訪れその中で生きているみんなと楽しんで味わいたい。

言葉の上では、こうしたい、ああしたい、というようなことはいうけれど、それは私にとってことば遊びにすぎないと思っている。

その遊びも楽しんで、地球があって宇宙があるここの暮らしをただ楽しみたいのだ。

 

Hari Om Om Tat Sat

Rie